写真撮影はデータだけあればいい!? そうじゃない本当の話。
よくお客様から「アルバムはいいのでデータだけはできますか?」
ということを聞きます。
確かに、プリントならかさばるし、プリントするのは面倒だし。
撮影データならパソコンやスマートフォンへ入れて楽しんだり、SNSにアップすることが容易にできて便利ですよね。
写真はフィルムからデジタルになりより便宜的に変化しました。
SNS、メールなどなどその楽しみ方も多様になっています。
最近では本来プリント(紙焼き)して初めて「写真」なのに、カタチにならない画像が「写真」となっている気がしますね~。
でも・・・。
どうなんでしょうか・・・。
画像データの状態だけだと実はこんなリスクがあるんです!
1.パソコン、ケイタイが故障するとすべて紛失 無情にも跡形もなくなります。
2.将来デバイス(デジタルカメラ、スマートフォン、パソコン)が変更すると、すべて見ることができなくなる
ビデオテープが今ほとんど見ることができないように、何十年後には機器自体が変化して見ることができない可能性は十分にあるようです。
やはり少し面倒でも写真はプリントした方がいいですよね!
デジタルデータに比べ、紙(プリント)は不変。
約1000年前の紙が残っているように、今のところ最高で最強。
例えば昨年の豪雨災害。
お客様の結婚式のアルバムが水に浸かってしまったというご相談を受けました。
大事な一日の記録ですから、すべてのアルバムページをスキャンして修整を施し、完全復活をめざしました。
ただ…
劣化が進んでいて完全復元までは至りませんでしたがなんとか形にはなりました。
データではどうにもならなかったでしょう、全部見れなくなるでしょう、きっと。
ですから、是非写真やアルバムに残して欲しいと強く思います。
ちなみにフォーカスワンは先述したような意味を込めましてウェディング撮影はデータのみはしていません。
すべてのフォトプランにはデータとアルバムがセットになっています!
やはり写真プリントを残すことは「時を超えてその瞬間の姿を楽しむことができる」ので素晴らしいことだと思います。
ぜひ、プリントして楽しんでください!
フォーカスワン
廣子盛亮