美容の支度に入る前のちょっといい話。
前撮り当日の朝。
お客様が入る前に美容師さんが何やら縫い付けている様子。
訊いてみると、「えりしん」を入れているとのこと。
これを撮影の度に、襟元にいれて縫い付けて着付けするのだと言います。
ところで「えりしん」って何?
漢字で「襟芯」と書きます。
どうやって使うの?
そもそも襟芯って何に使うものなの?
疑問ですよね??
襟芯とは着物の下に着る長襦袢の襟に差し込んで使うものです。
長襦袢の襟に差し込んで使う事によって、着物を着た時に襟がピシッと綺麗に整って、着姿が素敵になる物です。
和装の写真撮影にはかかせないものなんですよね。
このように美容師さんのすこしずつの細やかなことの積み重ねがいい写真を残せることに繋がることにつながるんだと思います。
皆様へ一生に残る写真のために「少しずつ」を大切にしながらお手伝いします!
フォーカスワン
廣子盛亮